中古機の選び方

“失敗しない”
コンディションのよい中古機の選び方について解説します。

中古発電機のほとんどは建機レンタル会社の新車入替で発生した処分機(レンタルアップ)です。
使用環境、稼働時間、年式、整備状況などで、コンディションにバラツキが出ます。
そこで中古機を選ぶ際の目安の一つとして解説します。

ポイント1 運転時間

運転時間が多いほど安く購入できる傾向にありますが、安ければいいという物でもありません。
運転時間が多い機械は各パーツの劣化が進んでいる可能性が高くなります。
発電機は軽微な故障でも高額修理となることがありますので、
将来発生する故障リスク(メンテナンス費用含む)も含めて、ご検討ください。

おすすめは、
品質重視なら : 5000時間以内
停電対策など使用頻度が少ないなら : 8000時間以内
当然、8000時間以上の物でも程度良好な機械はございます。

【参考資料】

【参考資料】

低稼働に見えますが実は1周して13060時間です。
簡単に見分けることは難しいかもしれません。

ポイント2 年式

運転時間と同様、古いほど安くなります。
エンジンの経年劣化、部品の供給ができなくなる危険性もあるので
15年落ち以内をおすすめします。

ポイント3 絶縁抵抗値

絶縁抵抗値とは発電機が作りだした電力が漏れない性能を数値化したものです。
海沿いで使用していた機械などは特に塩害の影響を受け絶縁が悪くなることが多いです。
この数値が低いと漏電が生じる危険性があります。
発電機の症状では漏電ブレーカーによるトリップ、最悪、発電体がショートしてしまうこともあります。
絶縁抵抗値が測定された商品を選びましょう。

ポイント4 オイル漏れ、水漏れについて

年式が古く、運転時間が多いほど、水漏れ・オイル漏れ発生のリスクは高まります。
中古の建設機械なので滲み程度は付着していますが、写真ではわかりづらいこともあるので、
実機を見てご検討いただくことが大切だと思います。

当社では、その他にも自社独自の点検をおこなっています。
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